今回、樅山先生が掲げてきたテーマはこれ！
①マンネリNG！髪の毛を切ることの楽しさを感じてもらう提案の仕方をお伝え致します！
②メンズショートヘア卒業！次はsense(センス)に入学！
次の時代を考えたお話も含めてご提案させて頂きます！
レディス、メンズモデルを使った二作品を仕上げていただきました。
レディスモデルさんから。
カットは、ウェイトの位置や重点にしたい場所によってバックからなのか、フロントなのかを決めていきます。
モデルさんの要望は「元気が出るショート伸びたままの髪をばっさりカットして今までにない短いショートスタイル希望！！」
ということで、肩の位置から一気にバッサリとサイドからレザーカットしていきます。
フロントは放射線状にカット。
ネープのおさまりはセニングでの処理です。
バックのミドルセクションはネープラインより少し長めです。
トップは毛が落ちる位置を見ながらカットします。
ドライヤーはフロントに向かって当てて乾かすと、サイドがタイトになりやすい。
スタイリング剤は、耳周りとネープラインのみつけて仕上げます。
大胆なショートカットは、かわいらしい大人の女性になりました。
続いてメンズのミディアムスタイルのカットです。
モデルさんは「まだ伸ばし中のヘアスタイルをバンプオブチキンの藤原さん風にしてください！」との要望。↓
みつえりの長さを残すために、サイドのブロッキングは半分より顔側にとるようにする。
赤丸の部分が長さを残したいみつえりの部分。
ネープのワンレングスの厚みを残して切り進んでいき、毛束感を出すスライドカットで毛量調整をします。
ストレートアイロンで毛先の処理。
ワックスでセットします。
毛先の痛みで散りついていた毛先も、繊細なカットでカッコいい流れが出来ましたね！
カット一つ一つに、ちゃんと理由があり結果が出る。
仕事が趣味だと言っていた先生の日頃からの仕事ぶりがうかがえる講習会でした。
広報 高木
