6月の定例講習会は、官員さんからの支持が熱い佐々木先生の登場。
柔らかな口調とカットの手つきがとても魅力的です。
今回モデルの栩木さんは、3年間伸ばした髪の毛をヘアドネーションするということで・・・
数人の会員さんが断髪式のお手伝いをしました。
なんと重さが約７０ｇ！
カットした後モデルさんは、「軽いし首筋が涼しい！」と喜びの声を上げていました。
スタッフの素朴な質問から生まれたトップの長さの考え方を中心に講習は進められました。
いつもはそんなこと？と思っていることでも、いざ説明しようとするとうまく言えない。
感覚で切っていた髪の毛を、素朴な疑問が難問になってきて研究する姿勢は素晴らしいと感じました。
骨格と、何ブロックにも分けたテクスチャを使って、毛流による髪の毛の落ち方や動き方を細かく見抜いてカットしていきます。
慣れるまでは繊細過ぎる仕事で時間がかかりそうですが、見本のウイッグのテクスチャが頭に入ればきれいなカットが素早くできそうです。
写真では分かりにくいと思いますが、特に前下がりの毛先の動きが感動するくらいいい感じになっています。
お客様が家に帰っても簡単に乾かすだけで再現できるようにと、先生自身はわざとブラシを持ってこずにブローをして見せてくれました。
今回先生は、20年以上浜松に来てて一番くらいの熱い講習になったと言っていました。
それは、先生の周りに集まる会員さんの視線と食いつき具合。
会員さんが、たくさん質問したり近くまで寄って食いつき気味に先生の仕事を見る様子を先生自身が感じると、自分に火がついてもっといい講習にしてあげようと燃え上がるそうです。
どこの支部の会員さんにもこれはいいお話だと思います。
講習を受ける側も先生に熱い視線を送れば、それに応じて先生もさらに熱く応じてくれるってことを！
せっかく講習費を出してるんですから、私たち会員は講習に対してもっと付加価値を付けてもいいのかもしれませんね。
広報 高木
