7月の講習会は、HSA協会浜松支部では初登場の菅崎先生です。
初めての先生なので、少し経歴紹介を...
菅崎先生は東京のHSAの石井会長のサロンを7年、佐々木先生のサロンを4年経験されたあと、現在は独立し、高田馬場でASTROというサロンを経営されているそうです。
石井会長や佐々木先生のサロンで11年も勉強されたということで、会員の皆さんの期待が高まります。
まずは現在の経営状況やスタッフを扱う難しさについてお話をしてくださいました。
次にサロンの接客対応に関して会員の皆さんにグループ単位で考えてもらい、ディスカッション形式で代表者が発表するというトレーニングを行いました。
テーマは、あるサロンのオーナーとスタッフの接客態度の例についてです。
グループで15分程度話し合い、まずはグループの代表者の水谷君が発表してくれました。
相変わらず、緊張しているのか天然なのか分らない絶妙な雰囲気ですが、立派に発表できました。
その後、栩木さん、村岡さん、佐藤さんがベテランらしい堂々とした態度で発表してくれました。
このようなトレーニングをすることにより、スタッフは色々なことについて考え発言し、リーダーはメンバーの力をフルに発揮させる事が出来るようになるということだと思います。
それにしても、会員の皆さんでも、オーナーとスタッフなど立場が違う状況にいる人では、考えていることも大分違うんだなあと思いました。
次は、技術です。
今回のモデルさんも浜松支部に来たら避けては通れない難モデル、鷲山さんです。
まずはカウンセリングから...
鷲山さんの希望は、20代に持って行きたいとのことです。
いつも無理を言って先生を困らすモデルさんですが、菅崎先生は、「鷲山さんの優しそうな人柄を出したい」ということでフォワードのパーマスタイルを提案してくださいました。このあたりの接客テクニックはさすがですね。
まずはサイドからカットしていきます。
耳周りはすっきりとさせ、鷲山さんの骨格にあわせバックにボリュームを出すようにカットします。
トップはパーマで動きを出すため少し長さを残し、前髪は少しアシンメトリーにして流れやすくします。
その後パーマ処理に移っていきます。
まずは薬剤による前処理を行い、トップにワインディングしていきます。
今回は途中から、アシスタントとして同行してくださった小野田さんがパーマを巻いてくださいました。
小野田さんも少し緊張気味でしたが、会員の質問に丁寧にハキハキと答えてくださいました。
サイドとバックはピンパーマです。
パーマ処理後、質感を作っていきます。
セニングによりしっかりと質感を作っていく方法を教えてくださいました。
完成です。鷲山さんが15歳くらい若返りました。
次はレディースの講習です。モデルは栩木さんです。
リクエストは重めミディアムのパーマです。
まずはバックのカットから。
思い切って10cmくらいカットします。
その後グラを入れていきます。
サイドは少し前上がりでカットします。
耳後ろの毛がたまりやすい所の処理の仕方をおしえてくださいました。
前髪を慎重にクセを見ながらカットしていきます。
カット終了後、前処理、ワインディングを行います。
出来上がりです。かわいくなりましたね^^
今回は軽さで動きを出すのではなく、パーマで動きを出すようにされたということです。
今回は、他の講師のピンチヒッターということで、突然に、また初めての浜松ということで、慣れない点もあったかと思いますが、そんなことは全く感じさせないすばらしい講習を見せてくださいました。
菅崎先生、小野田先生、ありがとうございました。
(あと、アップが遅くなり申し訳ありませんでした)