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磯田真弘講師

2005/07/04(月)

7月の講習会は磯田真弘講師の「make-up seminar 2005」です。梅雨前線が活発化して外はあいにくの大雨でしたが、会員以外の方も参加してくださいましてすばらしい講習会となりました。

磯田真弘講師

磯田先生は数々の有名タレントのヘアメークを担当されていて、月9ドラマ(現在は「スローダンス」、妻夫木聡、深津絵里、広末涼子など出演)でも10年以上メイク部門を担当されているという先生です。

まずは顔の表情(フェイス・イメージ)の見方についての講義です。
顔を縦に割った時、横に割った時、見方によってその人の性格が現れてくるということを勉強します。これは統計学的に確立されているもので、磯田先生もそれを応用して、役者さんの役柄に応じてメイクを変えていらっしゃるそうです。

磯田真弘講師

会場からモデルさんを選び、知的に見えるようにメイクを施します。知的に見えるようにするには額を大きく見せればよいということですが、このモデルさんのように額が狭い場合はツヤを出せばいいそうです。また顔を黒くして、知的な中にも野性味を持たせました。

磯田真弘講師

次はやさしい感じの顔のモデルさんを、眉毛をはっきりさせてりりしく男らしさを出すイメージに変えていきます。

磯田真弘講師

唇から下を大きく見せると、どっしりとして男らしい、おおらかな感じに変えることができます。逆に狭くすると神経質で細やかな感じに見せることができます。このように、顔のある部分をメイクにより大きく、または小さく見せることによりその人の性格まで変わったように見せるテクニックを披露していただきました。

磯田真弘講師

次はとなり同士の人で、喜怒哀楽を表現してみます。みなさん結構恥ずかしがっていますが、人前で表情を作るのはなかなか難しいですね。サロンワークでも表情を出すのは大事なことだということです。また一日数回、顔の運動をすると顔の筋肉が発達して表情が生き生きしてくるそうです。

磯田真弘講師

磯田真弘講師

そして受講生からメイクについての質問タイムです。一重まぶたを二重まぶたに見せたり(上)目の下のくまを上手に隠す(下)テクニックです。メイクは自然な感じなのに、イメージがすごく変わりました。

その後はヘアスタイルとメイクの総合的なバランスを見るテストです。ヘアスタイルを右分け、左分け、センター分けに変えると女性的になったり、若くなったりと、イメージがすごく変わります。ヘアスタイルをお客様に薦める時はこのようなことも計算に入れないといけないということを教えていただきました。

磯田真弘講師

最後に隣の席同士での眉毛のカットの練習です。講師の丁寧な指導のあと、会員のみなさんもおそるおそる眉毛を整えていきます。

磯田真弘講師

磯田先生はこの後、「スローダンス」の放送開始記念の式に出席されるとのことでしたが、新幹線ギリギリの時間まで丁寧に講習をしてくださいました。普段、実務でメイクをしない人でもいろいろと勉強になることが多かったです。本当にありがとうございました。




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