12月の講習は古川博一先生をお迎えしました。
今回はウィッグによるレディーススタイルとメンズスタイルを一点づつです。
今回は古川先生のお店のスタッフで、浜松支部の鈴木尚弘先生の息子さんがアシスタントとして一緒に来てくれました。
最初はレディースからです。
オーバー、アンダーの2セクションにわけ、バックのアンダーをレイヤーでカットします。
バックのオーバーをグラでカットします。このとき、一番上の毛を引き出す際に注意が必要だということと、引き出し方を教えてくださいました。
サイドは45度に引き出してカットします。
前髪は左から右へ流れるようにカットします。パネルの引き出し方を教えてくださいました。
ブローしてチョップカット&スライドカットで質感を作ります。
質感の作り方についてですが、スライスの位置によってその部分の髪がどのように動かねばならないかということを考え、切り方を変えると良いということをとても丁寧に教えてくださいました。
このウィッグにハイライト、ローライトを入れていきます。アシスタントの鈴木さんが担当してくださいました。
顔周りの髪は落ち着いていて、後ろは動きがあるという、すばらしいスタイルができました。ハイライト、ローライトが施されたカラーもアクセントになっています。
次はメンズのスタイルです。
いつものアウトラインを切るようにスライスを取って行く技法とは少し違い、セニングで重さやボリュームを見ながらバックとサイドを刈上げのような感じでカットしていきます。
トップと前髪をカットしてアウトラインのカットは終了です。とても早いです。耳の上の重さをとる方法も教えてくださいました。
後はレディスの時と同じように、髪の動きを考えながらのスライドカットです。
とても早い持間で、動きのあるスタイルを作ってくださいました。
去年よりも今年、今年よりも来年と、いくつになっても錆びないようにしないといけないという古川先生のお話がとても考えさせられました。
すばらしい講習をしていただきありがとうございました。